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LCCの荷物制限まとめ|バックパック1つで8カ国行った実例付き

目次

LCCの荷物制限は超厳しい(初めてだと絶対戸惑う)

LCC(Low Cost Carrier、格安航空会社)とは、座席・機内食・預け荷物などのサービスを削る代わりに運賃を安く提供する航空会社です。

荷物制限の厳しさは、普通の航空会社とは段違いです。

手荷物の重量をオーバーして空港で1万円以上請求された人や、液体物を持っていてセキュリティで破棄された経験がある人もいるでしょう。このページを読めば、LCCの荷物ルールをすべて理解して、そんな失敗をゼロにできます。

以下の3つのポイントをおさえておけば大丈夫です。

  • 手荷物・預け荷物のサイズと重量制限を把握する
  • 利用するLCCごとの違いを比較する
  • 手荷物だけ(機内持ち込み)で旅行する方法を知る

それぞれ詳しく説明します。

この記事からわかること
  • LCC3社の手荷物・預け荷物制限を比較できる
  • 機内持ち込みだけのバックパック旅のコツが分かる
  • 預け荷物を追加する最適なタイミングが分かる
  • 実際にバックパック1つで8カ国行った全アイテムリストが見れる
  • LCCの荷物で節約する5つのコツが分かる
  • 筆者のLCC失敗談から学びを得られる

手荷物・預け荷物のサイズ・重量制限

LCCの手荷物制限は、重量制限とサイズ制限の2つがあります。両方をクリアしないと機内に持ち込めません。

重量制限は大多数のLCCで7kgです。普通の航空会社が10kgなのに対して、3kgも厳しいのです。

サイズは国際線の手荷物で一般的に56×36×23cm(3辺115cm以内)です。この中にキャスターと取っ手も含みます。

預け荷物は重量制と件数制があります。日本〜アジア路線の多くは重量制で、15kg〜20kgが標準です。超過重量分は1kgあたり500円〜1,500円の追加料金がかかります。

LCCの手荷物は「重量7kg + サイズ56×36×23cm以内」が基本ルール。まずはこれを覚えてください。

エアアジア/ピーチ/スカイマークの違い

日本発でよく使われるLCCは、エアアジア・ピーチ・スカイマークの3社です。各社で制限が微妙に違うので比較します。

手荷物重量手荷物サイズ預け荷物(標準)補足
エアアジア7kg56×36×23cm15kg〜40kg(選択制)小型手荷物(PCバッグ等)は追加無料
ピーチ7kg55×40×25cm10kg〜20kg(選択制)座席クラスによって重量枠が変わる
スカイマーク10kg55×40×25cm原則不可(国内線中心)国際線チャーター時は別途規定あり

エアアジアの公式サイトでは、手荷物7kgと小型手荷物1個(個人物品)の持ち込みを認めています。PCバッグや小型キャリーバッグを追加で持てるのは大きなメリットです。

ピーチは座席クラスによって重量制限が変わります。バリューシートが7kg、プラスRシートが10kg、プラスLシートが15kgまで手荷物が許容されます。

エアアジアは手荷物検査が特に厳しいことで有名です。搭乗ゲートで重量を測られることもあり、オーバーすると高い追加料金を請求されます。空港に入る前に重さを確認しましょう。

参照: Air Asia公式 baggage allowanceページピーチ公式手荷物案内

手荷物だけ(機内持ち込み)で海外旅行する方法

手荷物だけ(機内持ち込み)で海外旅行するには、荷物を極限まで減らす戦略が必要です。預け荷物が無料になる普通の航空会社でもあえて手荷物のみにするメリットは、到着後すぐに行動できることと、バゲージクレームでの待ち時間がないことです。

LCCなら預け荷物代の節約にもなります。以下の2つを意識すれば実現できます。

  • バックパック1つに収めるpacking術を身につける
  • 液体物の制限(100mlルール)を正しく理解する

それぞれ説明します。

バックパック1つに収める packing 術

バックパック1つに収めるpacking術の核心は、「持っていくアイテムの上限を先に決める」ことです。

私の8カ国2週間の旅での実データをベースに、具体的な手順を説明します。

まず使うバッグは38〜40リットルのバックパックです。容量が大きすぎると、必要ないものまで入れたくなります。40リットルに制限すれば自然と取捨選択が强制されます。

衣類は5着分を目安にします。7kgという手荷物重量制限を意識して、速乾性の素材のみを選びます。コットンは重くなるので避けましょう。

  • 速乾素材のTシャツ3着
  • インナー・靴下は4組(着回し+予備)
  • パンツは2着(1着は穿いて、1着は予備)
  • アウターは軽量なウィンドブレイカー1着

電気製品は変換プラグ(ユニバーサルタイプ)、USB充電器、モバイルバッテリー、イヤホンです。PCを持っていけば重量が一気に増えるので、スマホだけで完結する行程ならPCは不要です。

packing術の鉄則: 全部詰めてから重さを測り、7kgを超えたらまず衣類を削ってください。衣類が手荷物重量の大部分を占めます。

液体物の制限(100mlルール)

機内持ち込みの液体物には厳格なルールがあります。国土交通省の規制により、以下を守らないとセキュリティチェックで没収されます。

  • 1容器あたり100ml以内の液体のみ
  • 全容器を縦横20cm以内のジッパー付き透明プラスチックバッグに収める
  • 1人あたり1バッグのみ

重要な点は、容器自体の容量が100ml以内である必要があります。半分しか入っていない200mlの容器は持ち込めません。

香水や大きいサイズのシャンプーは確実に没収されます。空港のセキュリティチェックで「これ持っていかれる人めっちゃ多い」と言われるのが液体物です。事前に100ml以下の容器に詰め替えるか、旅行用ミニサイズを購入してください。

参照: 国土交通省 機内持ち込み手荷物の液体物規制

預け荷物を追加するタイミングと価格比較

預け荷物を追加するタイミングは、絶対に予約時かWebチェックイン時が正解です。空港カウンターで追加すると料金が跳ね上がります。

この章では予約時追加と空港追加の価格差と、LCCごとの追加料金について解説します。

予約時に追加する vs 空港で追加するの値段差

エアアジアで15kgの預け荷物を予約時に追加する場合、路線によりますが1,500円〜3,000円程度です。

同じ15kgを空港カウンターで追加すると、4,000円〜8,000円に跳ね上がります。2倍以上の差です。

ピーチでも同様で、Webで事前購入すると最安1,000円〜ですが、空港カウンターでは4,000円前後になります。

予約時追加が断然安いのは間違いありません。フライトを予約した段階で、荷物の量を考えて預け荷物の有無を決めてしまいましょう。

エア別追加料金比較(3-5kgの追加単価)

超過重量分の追加単価を比較します。各社とも1kgあたりの超過料金が設定されています。

3kg超過時5kg超過時超過料金(1kgあたり)
エアアジア約1,500円約2,500円約500円
ピーチ約2,000円約3,500円約700円
中国南方航空約3,000円約5,000円約1,000円

エア別で比較すると、超過料金が最も安いのはエアアジアです。中国南方航空のような中国系航空会社は重量制限が緩い反面、超過料金は高めです。

空港のチェックインカウンターで「あと2kgだけオーバーしてる」場合、3kg分の超過料金を支払うことになります。3kg超えたら4kg分、5kg超えたら6kg分のように、切り上げ計算されるのが一般的です。余裕を持って7kg以下に抑えましょう。

実際にバックパック1つで8カ国行った荷物の全公開

ここからは実際に私がバックパック1つでインド一人旅+ヨーロッパ7カ国周遊(合計8カ国、2026年2月)に行ったときの荷物を、全アイテムリストと重さ付きで公開します。

使ったバッグは38リットルのバックパックです。重量は最終的に6.8kgで、LCCの手荷物制限7kgをギリギリクリアしました。

持参した全アイテムリスト(重さ付き)

以下が実際に持参した全アイテムのリストと、それぞれの重さの記録です。

カテゴリーアイテム重量(g)
衣類速乾Tシャツ x3300
衣類インナー x4200
衣類靴下 x4120
衣類速乾パンツ x2500
衣類ウィンドブレイカー x1250
衣類パジャマ兼寝間着 x1150
電化製品USB充電器(多ポート)100
電化製品変換プラグ(ユニバーサル)60
電化製品モバイルバッテリー(10000mAh)230
電化製品USBケーブル x260
電化製品ワイヤレスイヤホン50
電化製品スマホ200
日用品歯ブラシ+歯磨き粉50
日用品日焼け止め(ミニ)50
日用品常備薬セット80
日用品タオル(速乾)100
貴重品パスポート50
貴重品クレジットカード x220
貴重品現金(各通貨)50
その他コンパクト収納袋 x340
その他メモ帳+ペン40
バッグ本体バックパック(38L)800
合計約3,350g(バッグ込みで約4,150g)

実際に着ていた分(Tシャツ1着、パンツ1着、靴1足)は上記に含まれていないため、実質の携帯重量はバッグ込みで約6.8kgでした。

PCは持っていきませんでした。スマホだけでGoogle Maps、翻訳、飛行機のチケット、宿の予約全部管理できました。2026年現在はスマホ一台で旅行の8割が完結します。

持ってけばよかったもの・持っていったけど不要だったもの

2週間8カ国を Backpackで回り、反省点が明確に分かりました。

持ってけばよかったもの:

  • イヤープラグ(ホステルの相部屋で眠れなかった。現地で買うと高い)
  • ミニ洗濯用ハンガー(宿で服を洗って干すのに使えた)
  • 小さめのクロスバッグ(日帰りで宿をあける時のサブバッグとして)

持っていったけど不要だったもの:

  • ガイドブック(重い。スマホのGoogle Mapsと翻訳で十分だった)
  • 予備の靴(重すぎる。履き慣れたスニーカー1足で十分)
  • メイク道具一式(男性なので使わなかったが、女性でもミニセットで十分)

ガイドブックは重さ300g以上するのに、実際に開いたのは合計10分以下でした。オフラインマップと翻訳アプリがあればガイドブックは不要です。予備の靴も、履きなれたスニーカー1足だけで2週間持ちました。

LCCで荷物を抑えて節約する5つのコツ

以下の5つのコツを実践すれば、LCCの荷物追加料金をゼロにできます。

  • コツ1: 自宅の体重計でバッグの重さを測る 空港に行く前に自宅の体重計でバッグの重さを測ってください。自分が立って測り、バッグを置いた状態の体重との差がバッグの重さです。これだけで重量オーバーの不安がなくなります。
  • コツ2: 衣類は速乾素材のみ、5着分まで コットンは重くて乾かないので避け、速乾素材のみ選びます。着回しで5着分あれば2週間の旅行も乗り切れます。
  • コツ3: 液体物は旅行用ミニサイズに詰め替え 100mlルールに対応したミニ容器に事前に詰め替えてください。現地で買った場合、サイズが100ml超えている可能性もあります。
  • コツ4: 預け荷物は予約時かWebチェックイン時に追加 空港カウンターでの追加は2倍以上の料金になります。迷ったらWebで追加しておき、実際に軽ければキャンセルすればよい場合もあります。
  • コツ5: 現地で服を買う(捨てるつもりで) 長期旅の場合、現地で安い服を買って帰りはそれを着て帰り、重い服は現地で捨てるのも戦略です。東南アジアならTシャツが500円で買えます。

特にコツ1の「自宅の体重計で測る」は最も重要です。これを実践するだけで、空港で追加料金を請求されるリスクを大幅に減らせます。

筆者のLCC荷物失敗談

正直に言うと、私のヨーロッパ行きのフライトで一度LCCの手荷物の重量オーバーをしました。

搭乗ゲートで手荷物の重量を測られたところ、7.2kgと表示されました。200gのオーバーです。しかしゲートスタッフは容赦なく、追加料金を請求してきました。

結局4,000円前後の追加料金をその場で支払いました。家に体重計があることは知っていたのですが、「まあ大丈夫だろう」と油断したのが敗因です。

この経験から、以下の教訓を得ました。

  • 重量制限は7.0kg以下を確実に。6.5kgを targetにする
  • ゲートチェックは突然やってくる。常に重量を意識する
  • 自宅の体重計で測るのが鉄則。油断しない

私と同じ失敗をしないために、この教訓を自分のものとしてください。

よくある質問

LCCの手荷物の重量制限は?

エアアジアとピーチは7kgまで、スカイマークは10kgまでです。サイズはすべて3辺115cm以内(56x36x23cmまたは55x40x25cm)で、重量とサイズの両方を確認されます。

機内持ち込みの液体物は何までOK?

1容器100ml以内の液体物を、合計1リットル以下のジッパー付き透明バッグに納めていれば機内持ち込み可能です。100ml超の容器は預け荷物にしてください。

空港で預け荷物を追加すると料金が高くなる?

はい。予約時に15kgを追加すると1,500〜3,000円程度ですが、空港カウンターで追加すると4,000〜8,000円に跳ね上がります。必ず予約時かWebチェックイン時に追加してください。

バックパック1つで海外旅行する場合の容量は?

40リットル前後が目安です。私の8カ国2週間の旅では38リットルのバックパックを使いました。容量が大きすぎると必要ないものも入れたくなり、結果的に重くなります。

LCCでトランジット(乗り継ぎ)する場合は荷物は?

LCCの別運航で乗り継ぐ場合、荷物は一度受け取って再預けが必要です。別切符なので預け荷物は自動転送されません。手荷物のみなら乗り継ぎは楽です。

参考文献・出典

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